パートさんは企業の重要戦力
パートさんやアルバイトさんなどの非正規の社員さんは、雇用者の４０％を超えています。
実務の現場では質的にも量的にも基幹人材となり、今や企業にとって欠かせない存在となっています。企業の戦力となるような優秀なパートさんを確保し、その能力ややる気を引き出す取り組みがますます重要になってきます。
しかし、人事制度が確立したいわゆる正社員との違いから、その活用の現場では様々なトラブルが発生しているのも事実です。
パート就労を望む方々の個人的な事情や、企業がその労働力を補助的な位置付けとしていることが根本的な要因だと思われます。
労務管理の煩雑さを克服
まずは、煩雑な労務管理を的確にタイミング良くやることが求められています。
ポイントは、
契約期間
契約更新・雇止めの判断を契約期間満了１ケ月前に確実におこなうこと 働きぶりの評価を面接で説明すること 保険加入 所定労働時間に合わせ、社会保険や雇用保険の加入を確実にやること 保険加入についてご本人の希望は、所定労働時間で調整すること 労働契約書（通知書） トラブル防止のため、項目漏れの無い契約書を準備すること 契約書の内容をしっかり説明すること 労働時間の管理 時給制が原則のため、正確な時間管理のルールを確立すること シフト制のときは、所定労働時間の設定に注意すること 賃金の支払い 時間外、休日、深夜などの割増賃金の支払いを確実にすること 手当があれば、割増賃金の基礎に入れること正社員さんの労務管理に比べて格段に手間がかかりますが、これらは最低クリアーしなくてはいけないでしょう。
プチ人事制度の構築
企業に貢献できる優秀なパートさんになってもらう！このためには、簡単な人事制度を作ることが有効です。
「このような行動をしたら、時給が上がるよ」・・･ロードマップを描いて示すことにより、パートさんは目標ができます。やる気を引き出し、能力を引き出す仕掛け作りが重要だということです。
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